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骨盤について
内臓を守り、背骨を支える
骨盤は、
寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)+
仙骨+
尾骨から形成されています。
骨盤の中にある寛骨(腸骨)と仙骨をつなぐ関節を
仙腸関節といい、上半身と下半身のジョイントの役目をしている大切な関節です。
骨格の中心にある骨盤は、腸や子宮といった内臓を包み込む守り役。その形は男性と女性で異なり、男性に比べて女性は、浅く、幅が広い形をしていて出産に備えた構造になっています。
女性の骨盤はデリケート
骨盤は、周期的な開閉を繰り返しています。1日の中では、朝に閉まり、夜に開く。男女とも同様の動きをしています。
さらに女性は、月経周期にも微妙な開閉をしていて日々少しずつ動いています。この動きに連動して、女性ホルモンが分泌され、排卵が促され、基礎体温も変化します。
この骨盤の開閉は、ホルモンの影響によるものと推測されています。女性の身体は「妊娠・出産」という大役を担うため、普段からこうした動きによって備えています。
また、この構造から女性は骨盤が開きやすく、男性に比べて骨盤を支える筋肉量も少ないので、ゆがみの影響を受けやすくなっています。
骨盤のゆがみを放っておくと...
- 新陳代謝の低下、冷え
- 疲れやすい、下半身のむくみ
- 姿勢の悪化、ボディラインのたるみ
- 肩こり、腰痛
- 生理不順、生理痛
- 便秘、尿モレ
- 脚太り、O脚 etc...
産後の骨盤について
骨盤が最も大きく開く(ゆるむ)のは、出産のとき。
産後、約6~8ヶ月くらいまでは骨盤は不安定でゆがみやすい状態にあります。
もちろん開いた骨盤は、通常であれば閉じていき、徐々に安定していきます。
しかし、骨盤の開閉がスムーズにいかない場合は、骨盤が閉じきらず、開いたままになってしまい、不調を招きやすくなります。
妊娠前と比べて、体調や体型に変化がみられる人は、骨盤のゆるみ、ゆがみが原因かもしれません。骨盤が固まる前にきちんとしたケアを行うことで、本来の正しい位置に安定させ、良い状態を保つことができます。
「骨盤メンテ」でしなやかな骨盤を取り戻しましょう
ゆがみのある骨盤は、周りの筋肉が緊張して関節が固くなり、しなやかな動きが失われています。骨盤のゆがみを正し、開閉がスムーズにできる骨盤を目指しましょう。
しなやかな骨盤を取り戻すことで、下垂した内臓も本来の位置に引き上げられ、神経の圧迫や血流が改善。代謝がよくなり、ホルモンバランスも整えることができます。