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子どもの足について
健やかな発育を促す「整足」
整足とは、足、足の指、爪、さらに靴の選び方、履き方を含め正しい知識を得て、足もとを整え、健やかな足を育てる事を言います。
食育が大切なように、整足も子どもの成長に関わる重要な課題です。足・足指のトラブルは、大人だけでなく子どもも年々増えており、それに伴い運動能力の低下や不良姿勢なども問題視されています。
子どもの整足は、
子どもを守るべき大人(親)が、足や靴に関心を持ち、子どもと一緒に取り組む姿勢が大切です。
子どもの足の成長について
生まれてすぐの赤ちゃんの足は、まだ骨格の配列ができているだけで、実はやわらかい軟骨状態。
成長にしたがって、徐々に骨化していきます。
子どもの足の成長は早く、足長は1~2歳半頃までは半年で約1㎝、それ以降は半年で約0.5㎝のペースで大きくなっていきます。「すぐ履けなくなるから」と適当に大きめの靴を選んだり、サンダルなど脱ぎ履きしやすい靴を選ぶと子どもの足は柔らかいため、外からの影響を受けやすく、足の形が変わってしまうことも。適切な靴を履かせることは、その後の足のトラブルを防ぐことになります。子どもは、足のサイズを定期的(4~6ヵ月毎)に計測し、靴のサイズをチェックしましょう。
問題視される子どもの足トラブル
このような足・足指・爪になっていませんか?
子どもは、痛くなるまで自分からはほとんど言いません。特に足の形に問題がない場合、“足の指”は見落しがちです。
- 親指がくの字に曲がっている
- 指が下を向いて爪がきちんと見えない
- 指が浮いて地面についていない
- 踏ん張ると指に横シワができる
- 小指や薬指の爪が横を向いている
- 深爪、巻き爪、爪がよく欠けている
- 小学生になっても土踏まずが全くない
●他にもこんなコト…
- 走り方・歩き方が不自然、運動が苦手
- 何もない所でつまずく・よく転ぶ
- 猫背・姿勢が悪い
- 集中力がなくじっとしていられない
- 和式トイレで座れない
- いつも口がポカンと開いている
- 歯並び・噛み合わせが悪い
なぜ、子どもに足のトラブルが増えているの?
このような要因が考えられます。
ライフスタイルの変化
- アスファルトやコンクリートが増え、自由に走り回れる遊び場所が少なくなった
- 習い事やゲーム機で遊ぶことが増えた
- どこに行くにも車や自転車になり、歩くことが少なくなった
足の環境
- チューブソックス(先が丸い靴下)が子どもの柔軟な足指の動きを妨げている
- 足に合わない靴の影響、正しい靴の履き方ができていない
- 足を使った運動ができていない
子ども靴の選び方
成長に合わせて、足の形にあった靴を選びましょう
足から元氣!プロジェクト
親子で「整足」をはじめましょう
子どもの足にトラブルを見つけた、足のサイズが分からない、靴の選び方が分からないなど、子どもの足や靴に関するお悩みは、「整足相談」にお越し下さい。
お子様の足を見させていただき、改善のアドバイスや親子でできる足の体操などをお伝えします。
子ども用5本指靴下(CSソックス・12㎝~)の取り扱いもしております。